【イベント運営】刈谷高校&岡崎高校でサイエンスショー!せいりけん市民講座2014

5月26日に岡崎げんき館で行われたせいりけん市民講座に今年も参加しました!

今回は「世界脳週間(脳科学に注目し多くの人に脳について知ってもらう為の週間)」ということで脳と関わりの深い「耳」の特殊な能力、音の実験などを行いました。

それでは3章に分けて実験を紹介していきます!


第1章 「耳の能力」

「子供には聞こえるけど、大人には聞こえない高音」と言えば?

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もうみなさんもご存知かも。そう、「モスキート音」です。

その音はYouTube等でも聞くことができますよ▼

でも、モスキート音自体は知っていても、なぜ聞こえなくなるかを知っている人は少ないのではないでしょうか?

音を聞きとる能力には「有毛細胞」という細胞が関係しています。

この細胞は音を受け取るセンサーのような働きをしていて、高い音と低い音、それぞれだけに反応する細胞が無数にあります。

そして、年をとると、高い音に反応する有毛細胞から反応しにくくなってしまい、その結果、高音が聞き取りにくくなってしまうのです。

第 2 章「音とは何?」

第 2 章では、音の正体とは何!? どうやって音は聞こえているの!?
ということを発表しました。

1 音とは?

みなさん、そもそも音ってなんでしたっけ?

実は、音の正体は、「空気の振動」なのです!

これを証明するために簡単な実験を行いました。

ボウルの上にビニールを張り、BB 弾を乗せて音を出したスピーカーを近づけてみます。すると、ビニールが共鳴し BB 弾が跳ねるのです!

決してビニールに触れたわけではありません(笑) これは、音(=空気の振動)がビニールを揺らしたからです。

2 音の聞こえる仕組み

それではなぜヒトは音を感じることができるのでしょうか? 大まかにご説明しましょう。

まず自分の周りで音が鳴ったとしましょう。
その空気の振動は耳に入り、鼓膜という薄い膜を伝わって耳小骨という小さな骨に到達します。

無題

耳小骨は振幅を大きくする(増幅)働きをもっており、ここで音の大きさが大きくなります。

そして大きくなった音は、渦を巻いたような形の「渦巻き管」という器官に伝わります。ここで振動が電気信号に変換されるのです。

その後、電気振動となった音は神経を伝って脳まで行き、脳が音として認識します。

これが毎日皆さんが音を聞いている仕組みです。

3 音の干渉

次に音の面白い現象として、「音の干渉」の実験を行いました。
ステージにスピーカー2つを 60cm 程度離して設置し、およそ 650Hz の音の一定の音を出します。

そしてスピーカーの約1mぐらい前の位置を、スピーカーを横切る向きにように移動すると、なんと音が大きく聞こえるところと小さく聞こえるところができるのです!

第3章  身近なもので楽器を作ろう!

第三章のテーマは「楽器」です。

音当てクイズで小学生の子たちが元気よく答えてくれたり、楽器を作ってみるコーナーではみんなが楽器作りに参加してくれたりと、大盛り上がりなステージでした!

1 ストロー笛を作ってみよう!

作り方は簡単!

①まずストローの先をつぶす。
②つぶしたところを尖った山のように切る。
③その反対側を好きな長さに切る。

③で切る長さを変えることで、色々な高さの音をだすことができます!

ストロー

これで完成です! 吹くときは尖った山の方を口に入れてください。

吹き方には少しコツがいります。
山の根元のところを唇で挟んで息を吹き込んでください。

始めは上手に吹けないかもしれませんが、慣れればとてもおもしろい音が出るので皆さんもぜひ作ってみてください!

2 グラスハープ

まず音を聞いて何の楽器か当ててもらいました。
ただ、難しすぎてだれも答えてくれませんでしたが…
その楽器とはなんとワイングラスです!

ワイングラス

作り方は簡単!ワイングラスに好きな量の水を加えるだけです。

ワイングラスのふちをこすって音を出します。

入れる水の量が多いほど音は低く、入れる水の量が少ないほど音は高くなります。

これを利用して音階を作り、ステージではきらきら星を演奏しました!
ちょっとミスがありましたが、とても上手に弾けたと思います。皆さんにもたくさんの拍手をいただくことができました!

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閉幕後には、ショーの全ての実験を会場にいた方々にも体験していただきました。子供たちに喜んでいただけたことが、私たちにとって一番かけがえのない体験となりました。来年もまた頑張りたいと思います!

お越しいただいた皆様、またせいりけん、並びに岡崎高校の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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