英国研修体験記(3人目)

「天は自ら助くる者を助く」

刈谷高校物理部 「ムペンバ現象の研究」 発表ディレクター D.T

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たった1週間の英国研修で、私は本当にたくさんのことを学びました。この場を借りて3つご紹介します。

1つ目は、『世界の本物』を見る価値です。世界の多くの遺産は日本でも手軽に映像として見ることができます。しかし実際に『世界の本物』を見て、私は映像では決して起こり得ない感動や発見に出会いました。

その遺産だけでなく、それを取り巻く人々の生活や文化を肌で感じる。それが出来るのは本物だけです。私はこの研修でとても価値ある体験ができました。

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2つ目は、今の勉強がいかに大事かということです。私はこれまで、学校の勉強なんてほとんど将来役に立たないと考えていました。しかし、受験科目以外の勉強をおろそかにしていた私は、博物館や美術館で校長先生やガイドさんの話を聞いても、知識不足でそれらをほとんど理解できず、どうして世界史や美術の授業をもっと真剣に受けていなかったのだろうと本当に後悔しました。

勉学は損得勘定で考えるべきではありません。これからは一つ一つの学ぶ機会を大切にし、無駄にしないように勉強に取り組みたいと思います。

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3つ目は、ある有名な言葉についてです。

キャベンディッシュ研究所の見学では、私の高校を数年前に卒業したばかりという先輩のほか、愛知県にゆかりのある多くの方々に出会いました。それほど身近な人がイギリスで活躍しているという事実に私はとても興奮しました。

また、それらの方々は「日本の高等教育は世界的に見てもレベルが高い」とおっしゃっていました。少し驕っていると思われるかもしれませんが、私は実際にそれは本当だと思います。ほとんどの人が世界に挑戦する勇気がないだけで、世界に挑戦するチャンスは誰にでもあるのではないでしょうか。

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Heaven helps those who help themselves. ――天は自ら助くる者を助く

これは解散式で教えていただいた校長先生の座右の銘です。自ら努力しなければ幸福は訪れないというこの言葉の意味を、私は自分の教訓にし続けたいと思いました。

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英語力をはじめ、高校生の私はまだまだ実力が足りません。しかし、私は将来新しいチャンスにめぐり合ったとき、それを決して無駄にしないような、勇気を持った人生の選択をしたいと思います。

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